◆ インターンシップ体験記 [A] 小内輝明さん ◆ |
 |
小内輝明さん |
本プログラムは教員からの紹介で知りました。当時、大学や研究機関以外にも民間企業も含めて就職先を探す中で、企業で求められるものと自分の専門・経験とのギャップを感じておりました。そこで、大学のサポートによる企業とのマッチングに期待して参加を決めました。大学での研修を終えた後、高度人材育成センターの先生から株式会社ミツバを紹介頂き、インターンとしての研修が始まりました。
本プログラムへの参画に当たって、自分の専門からある程度離れた仕事となる事は覚悟していたので、分野の異なる技術開発部門での研修にも違和感はありませんでした。群大でのポスドク・インターンシップ事業の1期目ということもあり、研修テーマもあらかじめ決められていない状態でのスタートでしたが、会社の側で私の経験を理解しようと努めて下さり、また尊重して下さったことに報いたいと思いました。与えられたテーマは畑違いの分野だった事もあり、最適な手段を模索しながらの取り組みとなりましたが、大学からのバックアップや出身の研究室からの支援をいただき、様々な研究機関や機材を活用することで、充実したものとなりました。企業では成果をより短期に求められるため、結果として十分な成果が上がらない部分もありましたが、その過程についても評価して戴きました。感謝に堪えません。

戸惑いも勿論ありましたが、結果として飛び込んだことは正解であったと感じています。企業人としての期待に応えるように努力し、社会に貢献できる喜びを高めていきたいと思います。
今後ポスドク・インターンシップに参加する方も、大学・研究機関での研究と企業での仕事との違いに戸惑う事があると思います。その違いを理解し、必要とされる仕事に自分の専門をすり合わせて、出来ること・活かせる部分を探していく事が重要だと思います。長期インターンシップでは、その時間もあると思います。がんばりましょう。