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◇◇◇ 平成18年度 第3回「起業塾」の報告 ◇◇◇

共同研究イノベーションセンター
産学官連携コーディネーター 塚 田 光 芳

共同研究イノベーションセンター
白井 センター長
 第3回の起業塾が去る10月18日に太田商工会議所でキックオフされました。平日の17時から開始の講義であるにも拘らず、多くの参加者がありました。開会に際して、主催者の共同研究イノベーションセンターの白井センター長から、「大学と違って民間には起業家精神の旺盛な方が多く、その方々がこの会場に来られている。皆さんの起業への思いは群馬の街の活性化につながります。大学はその支援をします。」と挨拶がありました。また、太田商工会議所の荻原会頭から、「太田市において起業塾を開講する意義を踏まえ、受講者はしっかり勉強をして下さい。そして、その成果をもって太田市の地域貢献に励んで下さい。」とご挨拶がありました。共同研究イノベーションセンターの須齋教授は、「起業・創業には、専門的な知識も大切ですが、当塾では起業者・創業者の貴重な高話も聞くことができます。自分も頑張ろうというエネルギーをこの高話から生み出して下さい。」と挨拶がありました。
第1回起業塾卒業生でもある
有限会社 COCO−LO 代表取締役
雅樂川 陽子 様
 当起業塾は平成16年度を初回として、今年度で3回目の開催になります。受講者の地元で開催できるように、開催場所も桐生市、前橋市、太田市と巡回してきました。受講者の方々は毎回さまざまで、「自分の会社を作りたい・大きくしたい」、「創業のポイントは何かを知りたい」、「よい事業構想があるがアドバイスを受けたい」、等のいろいろな考えを持った方がいます。会社を起こすことは難しく大きなエネルギーが必要ですが、不可能なことではありません。現に過去の起業塾の受講者の中には、創業後、順調に経営を行ない、事業規模を拡大してとても1、2年前に創業した企業とは思えない、多忙な毎日をおくられている社長さんもいます。決して、特別に運がよく創業できたのではないことが分かります。当センターはこのような創業の夢を抱く方々の支援として、産学連携事業を進めています。
 今年度の第3回を企画するに当たり、共同研究イノベーションセンターの考えとして、学問的専門性に偏らない、講師の経験や経営実務に基づいた内容を主体とする講義スタイルを継承すること、また、講師の依頼においては、地域社会の活性化に一家言あり、地域に根を張るコミュニティビジネスに理解を示す経済人にお願いすることにしました。また、その他に地元地銀スタッフ・政府系金融機関・経営コンサル・大学教授に依頼しました。
 10月から1月まで月に1回のペースで計4日間の講義を開催しました。今回の41名の受講者は、女性が7名、男性が34名(学生7名、自治体関係者5名、他22名)で、出席状況は、初日は38名、2日目は32名、3日目は24名、4日目は22名で、4日間の講義を全て受講された方々は12名でした。
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