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首都圏北部4大学連合 4u 連携事業は、広域な産学官連携活動・知的財産活動全般の推進のための事業です。

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イベント報告書

※ 新技術説明会や産学官連携事例講演会等の報告書を掲載。


平成23年度イベント

2011.9.5 平成23年度 産学官連携事例講演会 さいたま市


 大学と企業、公設試や自治体などとの連携により、大学の研究成果や技術を広く有効に産業界にご活用いただくためには、連携のきっかけやタイミング、連携をサポートする制度・人の関与が重要になります。そこで、本講演会は、首都圏北部4大学(茨城大学・宇都宮大学・群馬大学・埼玉大学)、ならびに連携・近隣校が所有する特徴ある産学官連携事例を紹介し、地域ブランド化や地域産業の活性化、中小企業の技術力・ブランド力向上等に、学との連携を活用して頂くことを目的として開催いたします。今回は4大学における事例のほか、埼玉大学の連携校の1つとして東京理科大学にもご発表いただきます。また、交流会時のポスターセッションを、産学連携を進める企業や研究者、コーディネーターの方々との情報交換や連携のご相談等の機会としてご活用いただければと思います。
 ご多忙のところ恐縮ではございますが、是非とも、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

  • 開催日時 2011年9月5日(月)13:00〜18:30(受付12:30〜)
  • 開催場所 大宮ソニックシティ4階市民ホール 〒330-8669 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5
  • 参 加 費 無 料(ただし、交流会の参加費は2,000円となります)※参加申込用紙にご記入の上、FAXにてお申し込み下さい。
  • プログラム
    1.産学官連携事例発表 (13:00〜17:05発表35分、質疑応答5分)
    13:00〜13:05 埼玉大学 副学長 川橋 正昭 開会挨拶
    13:05〜13:50
    講演1
    埼玉大学
    科学分析支援センター
    准教授
    藤原 隆司 「森林保全とカエデ樹液の有効活用」
     埼玉県秩父地区は世界的に見て、多種多様なカエデのある地域である。これを持続可能な資源とし、山地の活性化につなぐことができないか構想を練ってきた。その結果、カエデの樹液を濃縮し、ミツバチに与えることにより、通常の花ハチミツとほぼ同じ組成の糖成分の代謝物を得ることができ、国内外に特許出願した。これをきっかけとして、樹液をいろいろな食品に広げることにより、山地の活性化につなげたいと考えている。
    特定非営利活動法人
    秩父百年の森
    副理事長 田島 克己
    埼玉大学
    地域オープンイノベーションセンター
    知的財産シニアコーディネーター(特命教授) 角田 敦
    13:50〜14:35
    講演2
    ハラサワホーム株式会社 代表取締役
    社長
    原澤 浩毅 「アレルギー対策住宅新規開発にかかわる医工連携事例」
    (1)ハウスメーカー、前橋工科大学建築学部、群馬大学医学部の医工連携を実現させた。
    (2)目的は、アレルギー対策住宅への転居が、喘息やアレルギー性鼻炎などアレルギー疾患改善に有効か建築学・医学的に解析し、将来の住宅建築に役立てる。
    (3)環境面では、室内ダニ、かび胞子を含めた微粒子数が激減した。
    (4)医学面では、気道のアレルギー性炎症の改善と末梢血中の活性化T細胞の減少によりアレルギー疾患の改善が認められた。
    群馬大学 大学院医学系研究科 教授 土橋 邦生
    群馬大学 産学官連携コーディネーター 塚田 光芳
    14:35〜15:20
    講演3
    栃木県産業技術センター 食品技術部 食品加工研究室
    特別研究員(チームリーダ)
    渡邊 恒夫 「二条大麦を利用した機能性食品の開発」
    栃木県特産の二条大麦は、全国でも1,2位の生産量を誇る。しかし、その用途は限られ、食品としての消費が少ない。一方、二条大麦は、血圧上昇抑制作用を持つγ-アミノ酪酸(GABA)を増加させる酵素を内在する。そこで二条大麦中のGABAを富化する方法を開発し、富化したGABAを減少させることなく食品とするための加工方法を開発した。さらに、GABAを富化させた二条大麦が実際に血圧降下作用を有することを実験動物で確認した。
    株式会社 大麦工房ロア 代表取締役社長 浅沼 誠司
    宇都宮大学 農学部
     名誉教授
    田中 秀幸
    15:30〜16:15
    講演4
    有限会社ジオテック 取締役 土田 寛 「鉛直判定センサの開発とその応用例」
    開発原点は測量ポール・標尺等を鉛直に立てる支援センサ、離れた場所の観測機からの確認センサであり、鉛直判定に特化。気泡管採用によりセンサ部の野外での雷等の影響に強い。特徴はシンプル構造、低価格、感度設定自由。多数設置により防災分野での斜面崩壊前の初期変状をモニターし、次の対策につなげる有効な手段になり得る。その分野として高速道路、一般道路、鉄道等の長大のり面、急傾斜地、橋梁、重要構造物の傾斜監視など。
    茨城大学 大学院
    理工学研究科
    教授
    湊 淳
    茨城大学 産学官連携イノベーション創成機構
    元コーディネーター
    小澤 淳
    16:15〜17:00
    講演5
    株式会社CMS 専務取締役 江森 豊子 「固液分離装置の非接触磁気浮上化とベアリングレスモータ駆動技術の開発」 
    CMS社で開発され、平成18年より発売が開始された縦型固液分離装置(LCSS)の高速化と大容量化を可能にするため、JSTの研究開発資金及び埼玉県の補助金を得てCMS社と東京理科大学が共同で行ったアキシャル方向に非接触支持する磁気浮上技術と、ベアリングレスモータを直結して回転筒を非接触で駆動するための技術開発の概要につき紹介する。
    諏訪東京理科大学 システム工学部
    教授
    大島 政英
    東京理科大学 科学技術交流センター
    コーディネーター
    末永 雅英
    17:00〜17:05 宇都宮大学 教授 山村 正明 閉会挨拶

    2.交流会&ポスターセッション (17:10〜18:30)
     上記発表事例に関連する資料、サンプル展示やデモ等を予定しています。個別に関係者への質問や名刺交換等を通じ、交流を深めて頂ければ幸いです。
  • 交 流 会 17:20〜18:30 会費 2,000円/人
  • 主  催 首都圏北部4大学連合(茨城大学・宇都宮大学・群馬大学・埼玉大学)
  • 後  援 関東経済産業局, 特定非営利活動法人北関東産官学研究会, 茨城県, 栃木県, 群馬県, 埼玉県, さいたま市,
    (予定) (財)茨城県中小企業振興公社, (株)ひたちなかテクノセンター, (財)栃木県産業振興センター, (財)群馬県産業支援機構,
    (財)埼玉県産業振興公社, 常陽銀行, 足利銀行, 栃木銀行, 群馬銀行, 東和銀行, 埼玉りそな銀行, 武蔵野銀行,
    埼玉縣信用金庫
 ※ 本件に関する問合せは、埼玉大学オープンイノベーションセンター・大久保までお願い敦します。
   お知らせ・申込用紙 プログラム・発表テーマの概要 連絡先:TEL:0294-38-5057、 FAX:0294-38-5240
  

茨城大学
研究・産学官連携機構
(日立オフィス)

〒316-8511
茨城県日立市中成沢町4-12-1
TEL:0294-38-5005
FAX:0294-38-5240
Mail:iric[@]ml.ibaraki.ac.jp

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群馬大学
首都圏北部4大学連合 4u 連携事業

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FAX:0277-30-1192

宇都宮大学
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栃木県宇都宮市峰町350(総合窓口)
TEL:028-649-5502
Mail:uu.cpsc[@]cc.cc.utsunomiya-u.ac.jp

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埼玉大学
オープンイノベーションセンター
産学官連携推進部門

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FAX:048-858-9419
Mail:coic-sangaku[@]ml.saitama-u.ac.jp

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